2014年09月18日

イフィゲーニエ_表面.pdf

清流劇場公演情報です。長文お許し下さい。
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公演情報

清流劇場2014年10月公演

大阪ドイツ文化センター設立50周年記念・特別協力公演

大阪市助成公演

平成26年度(第69回)文化庁芸術祭参加公演  



□演目:『IPHIGENIE イフィゲーニエ』

□原作:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

□構成・演出:田中孝弥

□翻訳・監修:市川明

□出演:アンディ岸本・林英世・イシダトウショウ・西田政彦(遊気舎)

    岬千鶴(ピンクのレオタード)・上田泰三(MousePiece-ree)

    服部桃子・大森千裕

□音楽・演奏:仙波宏文

□会場:インディペンデントシアター2nd

〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋4丁目7-22

TEL:06-6635-1777

ホームページ:http://itheatre.jp

大阪市営地下鉄・堺筋線 恵美須町駅 1A出口 右手(北)5分



□公演日程:2014年

10月17日(金)19時30分

10月18日(土)15時/19時

10月19日(日)13時/17時



□入場料金:前売券3,000円 当日券3,300円 学生券1,500円(要・学生証提示)

*全席自由です。

*開演1時間前より整理券を発行、開場は開演の30分前です。

*小学生以下のお客様はご入場になれません。

*作品上演中のご入場は制限させていただく場合がございます。

*会場内での飲食喫煙・写真撮影は禁止です。



□チケット取扱い・お問い合わせ:

清流劇場 ホームページ:http://seiryu-theater.jp

E-Mail:info@seiryu-theater.jp

*お名前とお電話番号、日時、枚数をお知らせ下さい。

 当日、受付にて代金とお引き替えにチケットをお渡しします。



□スタッフ:

ドラマトゥルギー:小野紗也香 舞台監督:K-Fluss 舞台美術:内山勉 

照明プラン:岩村原太 照明オペ:吉田一弥 音響:とんかつ 衣装:植田昇明(kasane)

写真:泣eス・大阪 ビデオ撮影:竹崎博人(Flat Box)

web:飯村登史佳 宣伝美術:劃ursor(カーソル:岡田ゆうや)

制作:永朋 企画制作:清流劇場






IPHIGENIE

イフィゲーニエ

あらすじ



かつてギリシアの将軍アガメムノンは、妻クリテムネストラとの間にもうけた娘イフィゲーニエを、

女神ディアーナへの生贄として捧げたが、女神の憐れみによりイフィゲーニエは生きたまま

タリウスの地に移され、神殿の巫女として仕えていた。

ギリシアへの帰還を夢見るイフィゲーニエは、タリウス王トーアスの求婚を受け入れなかったために

怒りを買い、長い間免除されていた古い慣習に基づき、次にやって来た異邦人を、女神への生贄として

捧げるよう申し渡される。

一方、イフィゲーニエの生存を知らないギリシアでは、娘を犠牲にしたことを恨んだクリテムネストラが

夫を殺害し、愛人とともに覇権を握るものの、父の復讐を誓った実子オレストによって殺されていた。

母殺しの呪いを避けるため、アポロンの神託を受けたオレストは、タリウスの地を訪れ、

死んだと思われていた姉イフィゲーニエと思わぬ再会を果たす。

弟を無事ギリシアに帰そうとするイフィゲーニエの説得も空しく、トーアスはオレストとの決闘を望むが、イフィゲーニエの純粋な人間性に心打たれ、全てを許し、姉弟をギリシアへ送り返す。





***

企画意図(公演チラシ掲載文より)

あの震災で、一体どれほどの命が犠牲となっただろうか。

あの原発事故で、一体どれほどの方が避難所暮らしを強いられているだろうか。

まだこんな身近にある「痛み」を、私たちはもう感じなくなっているのか。

………そんなはずはない。

しかし、日本は「戦争」へ前のめりになった。

戦争がふり撒く「痛み」は甚大であるにもかかわらず。

その「痛み」は人為的に産み出されるものであるにもかかわらず。

………非戦へ。

戦争や武力を否認し、戦争や武力でない手段で問題を解決する。

その道は閉ざされていないはずだ。

ゲーテの作品「タウリス島のイフィゲーニエ」には、自分を見つめ、

他者の存在を認め、異文化への理解に努める「人間の美しさ」が描かれている。

イフィゲーニエという女性の放つ「非戦」への思いは、

現代社会で繰り返される「暴力の連鎖」を断ち切るための手掛かりになるはずだ。

田中孝弥








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posted by andy at 10:53| Comment(0) | 日記
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