清流劇場公演情報です。長文お許し下さい。
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公演情報
清流劇場2014年10月公演
大阪ドイツ文化センター設立50周年記念・特別協力公演
大阪市助成公演
平成26年度(第69回)文化庁芸術祭参加公演
□演目:『IPHIGENIE イフィゲーニエ』
□原作:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
□構成・演出:田中孝弥
□翻訳・監修:市川明
□出演:アンディ岸本・林英世・イシダトウショウ・西田政彦(遊気舎)
岬千鶴(ピンクのレオタード)・上田泰三(MousePiece-ree)
服部桃子・大森千裕
□音楽・演奏:仙波宏文
□会場:インディペンデントシアター2nd
〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋4丁目7-22
TEL:06-6635-1777
ホームページ:http://itheatre.jp
大阪市営地下鉄・堺筋線 恵美須町駅 1A出口 右手(北)5分
□公演日程:2014年
10月17日(金)19時30分
10月18日(土)15時/19時
10月19日(日)13時/17時
□入場料金:前売券3,000円 当日券3,300円 学生券1,500円(要・学生証提示)
*全席自由です。
*開演1時間前より整理券を発行、開場は開演の30分前です。
*小学生以下のお客様はご入場になれません。
*作品上演中のご入場は制限させていただく場合がございます。
*会場内での飲食喫煙・写真撮影は禁止です。
□チケット取扱い・お問い合わせ:
清流劇場 ホームページ:http://seiryu-theater.jp
E-Mail:info@seiryu-theater.jp
*お名前とお電話番号、日時、枚数をお知らせ下さい。
当日、受付にて代金とお引き替えにチケットをお渡しします。
□スタッフ:
ドラマトゥルギー:小野紗也香 舞台監督:K-Fluss 舞台美術:内山勉
照明プラン:岩村原太 照明オペ:吉田一弥 音響:とんかつ 衣装:植田昇明(kasane)
写真:泣eス・大阪 ビデオ撮影:竹崎博人(Flat Box)
web:飯村登史佳 宣伝美術:劃ursor(カーソル:岡田ゆうや)
制作:永朋 企画制作:清流劇場
IPHIGENIE
イフィゲーニエ
あらすじ
かつてギリシアの将軍アガメムノンは、妻クリテムネストラとの間にもうけた娘イフィゲーニエを、
女神ディアーナへの生贄として捧げたが、女神の憐れみによりイフィゲーニエは生きたまま
タリウスの地に移され、神殿の巫女として仕えていた。
ギリシアへの帰還を夢見るイフィゲーニエは、タリウス王トーアスの求婚を受け入れなかったために
怒りを買い、長い間免除されていた古い慣習に基づき、次にやって来た異邦人を、女神への生贄として
捧げるよう申し渡される。
一方、イフィゲーニエの生存を知らないギリシアでは、娘を犠牲にしたことを恨んだクリテムネストラが
夫を殺害し、愛人とともに覇権を握るものの、父の復讐を誓った実子オレストによって殺されていた。
母殺しの呪いを避けるため、アポロンの神託を受けたオレストは、タリウスの地を訪れ、
死んだと思われていた姉イフィゲーニエと思わぬ再会を果たす。
弟を無事ギリシアに帰そうとするイフィゲーニエの説得も空しく、トーアスはオレストとの決闘を望むが、イフィゲーニエの純粋な人間性に心打たれ、全てを許し、姉弟をギリシアへ送り返す。
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企画意図(公演チラシ掲載文より)
あの震災で、一体どれほどの命が犠牲となっただろうか。
あの原発事故で、一体どれほどの方が避難所暮らしを強いられているだろうか。
まだこんな身近にある「痛み」を、私たちはもう感じなくなっているのか。
………そんなはずはない。
しかし、日本は「戦争」へ前のめりになった。
戦争がふり撒く「痛み」は甚大であるにもかかわらず。
その「痛み」は人為的に産み出されるものであるにもかかわらず。
………非戦へ。
戦争や武力を否認し、戦争や武力でない手段で問題を解決する。
その道は閉ざされていないはずだ。
ゲーテの作品「タウリス島のイフィゲーニエ」には、自分を見つめ、
他者の存在を認め、異文化への理解に努める「人間の美しさ」が描かれている。
イフィゲーニエという女性の放つ「非戦」への思いは、
現代社会で繰り返される「暴力の連鎖」を断ち切るための手掛かりになるはずだ。
田中孝弥
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2014年09月18日
イフィゲーニエ_表面.pdf
posted by andy at 10:53| Comment(0)
| 日記